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虐待の家/「鬼母」と呼ばれた女たち/佐藤万作子 [本]

いまだに多くのメディアは、子を持つ女性たちに、自分を捨てて子どもに奉仕する「よき母親像」を巧妙に押し付け、「よいお母さんにならなきゃ、女失格だよ」と思い込ませる役目を果たしている。彼女にとって、「よい母親」になることは必然的目標だった。

加えて、彼女は「子どもである自分を愛してくれるよい母親」を強く求めながら、それが得られなかったことから、母親のいない一郎と二郎の「よい母親」になりたいという意識を強く持っていた。また、裕司の父親と離婚してまで一緒になった恋人とも別れた彼女は、海野と暮らし始める時点で、「もう失敗はできない」と自分に言い聞かせていた。「裕司のためにも幸せな家庭を築かなければ」「一郎と二郎のよい母親にならなくては」と、後戻りできないところまで自分を追い込んでいたのだ。(p198-199)


「一般論として、出所した方は罪を償ったから自分はもう大丈夫だと考えるでしょう。でも刑務所ではなぜ暴力を振るったのか、どうすれば暴力を振るわなくてすむのかなどは教えません。地域での生活能力やコミニュケーション能力を磨いたり、その人の思考のくせを振り返らせたり、二度と暴力を振るわないために学んでおきたいことがあります。(p332)

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